家族や友人が切迫早産!そんな時お見舞いにベストなもの。避けて欲しい事。実際に入院した私が考えてみた
「友人が切迫早産!緊急入院」って聞いたら、お見舞いは何がいい?悩みますよね!
実際に32日間、ベッド上絶対安静で24時間点滴を受けた私が考える、嬉しいお見舞いと辞めて欲しかったことを書いてみたいと思います。
私は2年前に妊娠8カ月の妊婦健診の日に、突然
「あなたは切迫早産です。絶対安静ですので、今すぐ入院です」
と言われました。
家に入院の支度に帰ることも出来ず、診察室から、車椅子で病棟に移動しました。汗
切迫早産には2つのパターンで入院があります。
自覚症状があって受診し、そのまま入院というのと、
私のように妊婦健診で突然入院というのがあります。
当時、私は仕事をしていたのですが、引き継ぎなども出来ずいきなり入院になってめちゃくちゃ困ったのを覚えています。
まず、切迫早産で入院ということは、入院した本人の心境として、
「早産になりかけていてお腹の赤ちゃんがとにかく心配」
「今生まれたら、子供は大きな病院での治療が必要。」
「初めての切迫早産の入院で不安」
「いきなり入院になったけど、入院のお金はどのくらいかかって、この先いつまで入院すればよいの?」
「早産を食い止めるお薬を投与って聞いたけど、どんな治療?」
ととにかく不安だらけです。
お見舞いに来てもらうにも、心中が穏やかではないので、不安がいっぱい。
お見舞いに来てくれるっていうけど、欲しいものも思い浮かばない。
そんなとにかく不安な気持ちでした。
そんな時、とってもありがたかったのは、
「焼き菓子の詰め合わせを病棟に送ってもらったこと」
でした。
絶対安静なので、お手洗い以外はベッドから降りる事は出来ません。
重度の切迫早産なら、お手洗いも行かせてもらえないです。
基本的にずっと横になっているので、身だしなみなどを整える事も難しく、切迫早産の状況によっては1週間シャワーを浴びられない事もあります。
なので当然、コンビニや売店なんかには行けません。食事制限はない事が多いので、差し入れはとても楽しみになるものの一つです。
例えば、こんな焼き菓子を送ってもらえるのは嬉しいです。
イメージとしては、たくさんの種類が入っていて、個包装で日持ちするものだと嬉しいです。
次はお見舞いで今思うとホントに辞めて欲しかったのは、
「今だけよ!ずっと寝てていいのは。生まれたらホント大変だから。」
「三食、お昼寝付きのいい身分だと思って楽しんで」
「今は退屈かもしれないけど、産後には今の生活に戻りたい!ってきっと思うわ!」
と何気ない会話で言われたのが一番嫌でした。
出産経験のある人は、産後の寝不足を知っているので、入院して寝て居られるのがそう見えてしまいそうですが、
入院中の本人は、とにかく不安で不安で眠れません。
それに、切迫早産の薬はかなり強いので副作用もあり体が辛いです。
初産ならば出産の事が分からないので、今でもものすごく辛いのに、産んだ先はもっと大変なのかと、、、
得体の知れない、絶望感に苛まれます。
切迫早産の入院は、深夜の点滴交換などもあり、不安過ぎて、眠れない日も多いので、
安易に、
「産後はとにかく寝不足よ!今しか眠れないわよ!」
なんて、切迫早産の入院経験が無ければ、言わない事が大切です。
実際、出産した後の方が、確かに細切れの睡眠ですが気分的にはすごく楽でした。
陣痛より、
出産の痛みより、
産後の寝不足より、
辛かったのは、切迫早産の入院でした。
子供の命が危険なのは、自分のせいだと思いますし、不安感と絶対安静の孤独感が凄かったです。
切迫早産は早産=子供の命に関わる状況で、精神的にかなり追い詰められます。
安易に
「この際、入院中に寝溜めして、産後に備えて!」
なんて先輩風吹かせないで欲しかったです。笑
そんな事言った人は、良かれと思ってだと思いますが、、、
確かに妊婦の先輩ではありますが、
切迫早産の経験者ではない事を理解して、
先輩アドバイスとか辞めて欲しかったぁ、、、
と今は思います。笑
そう言われると、塞ぎ込んで、お見舞いを断りたい気分になるくらい追い詰められた精神状態になるので、
状況をよく聞いて、辛そうなら、
訪問は避けて、病棟に郵送のお見舞いなど工夫してもらえるととっても嬉しいと思います。
親族なら、
「お金の心配はしなくて大丈夫だから、今はお腹の赤ちゃんの事を思って先生の言うことを聞いてね!」
とか言ってもらえると安心出来たと思います。
今回は、切迫早産の入院のお見舞いについて嬉しい事と、辞めて欲しかった事でした。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。